そんなことをおもっていると、いきなり強い風が吹き、私の髪が揺れた。

そして、あの少年がこちらを見ていた気がした…。

「真優ちゃん、点滴」

その時、看護師さんが来たので、私は窓から離れ、ベットに戻った。