その少年たちは、高校生くらいだろうか…。

私は少しばかりの心細さを感じた…。

病気さえなければ、私だって今頃制服に身を包み、高校生活を送れたのだから…。

私の病気は珍しく、今の医療では進行を遅めること以外治療法がないため、毎日1人大人しく病院で薬、点滴、副作用に耐えているしか長く生きる術がないのだ。