『うわっ、寒~い』



レストランの中が暖かかった分、秋も終盤な海辺は寒かった。




『そ~だなぁ。
結構、さみぃ………』

卓は、両肩を上げながら言った。




私は、そんな卓を見ながら



『これからどうするの?
周りは海だけだし帰るの? 』




『か・え・ら・ないよ~!!♪』




リズミカルに卓は言って私の肩に手を掛けて卓の方に引き寄せた




ドキン・ドキン・ドキン・ドキン・ドキン・ドキン・・・・





な、なんで私、卓にドキドキなんかしてんのぉ~~!!