『二年になった瞬間に、話さなくなって、それでいまさらなんなんだよ』

『落ち着けって、おれだってお前と仲よくしてたかったよ、けど、』

光弘が少しためらう

『けどなんだよ!』

幸太郎は光弘に問う

『お前さ、無口すぎてよ、俺だって声かけてもらわねえと、声かけづれんだよ、お前怒ってるように見えるしよ』


おれはそんな風だったのか、

光弘にまでそんなおもわせるような素振りを、

普通にしてるだけでそうおもわれる、自分が嫌になる、

『すまん、光弘、俺そんな風だったんだな』

『お前はわるくねえよ、おれこそ、今までこ声掛けれなくて、ごめんな?』

光弘の言葉ばがどれだけ嬉しかったか、

この時、友達っていいなと思えた瞬間だった


『また仲よくしてくれねえか?』

光弘が言う、

『あたりまえだよ、馬鹿』

幸太郎も答える