「ただいま…」


私は家に帰った


最近は夜遊びもしなくなって自分で自炊している


本当に私変わったな…


玄関の靴を見ると珍しくお母さんの靴があった


その隣りには男の靴もない


「お母さんいたんだ」


私はリビングにいるお母さんに声をかけた


「あら、帰って来なくて良かったのに」


えっ…?


私はお母さんの言葉に何かが切れた


「何それ…? 意味不明」


「最近夜遊びもしなくなって どうしたの? お金ならいくらでもあげるわよ」


私は変わったのに


お母さんは何も思わないわけ!?


「そんなのいらない! よその男からもらったお金なんて…」


私は財布を投げ捨てた


「あなたのせいで色んな男が私から離れていったわ 子供がいるからってね!」


お母さんは私を邪魔者扱いするように睨み付けた


私は耐えきれなくなり家を飛び出した