「み、水澤先生…」


先生は走ってきたのか息を切らしていた


「心配してたんです 相沢さん来ないから… それで2年生の子達に聞いたら…」


「ごめん… 先生…」


私また先生に迷惑かけた…


私何やってるんだろう…?


私はその場に座り込んだ


「動くな! 動いたらコイツの顔に傷つけるぞ!」


座り込んだ瞬間私は後ろにいた男にナイフを顔の前に近づけられた


「やめろ!」


悟が必死に叫んだ


最悪だ…


これじゃもう…


「どけ!」


先生が悟を突き飛ばした


そして男に殴りかかった


「こんやろ!」


男は先生のパンチを交わしナイフを振り回した


「先生!」


先生の腕からは血が…


腕にナイフがあたってしまったんだ…


「いてぇーな!」


先生は男にまた殴りかかった


血はポタポタと地面に落ちていた


あんな先生初めてみた…


先生は男を倒した


それから男たちはその場から姿を消した