「邪魔が入ったか また今度な!」


悟はそう言うと反対側の扉を開けた


私は乱れた制服を整える気力もなかった


「相沢さん?」


私に近寄ってくる人の気配


この声はあの人しかいない


「来ないで!」


私は震えた声でそう叫んだ


こんな姿誰にも見せたくない…


何でよりによって水澤先生なんだよ


「大丈夫ですか?」


先生の優しい声が視聴覚室に響く


「だから来るっなって言ってんだろう!」


お願いだからもう私に関わらないで…


あなたに助けを求めてしまいそうだから…


先生は私の言うことを無視して気付いたら私の前にたっていた