担当に解放され、あたしは再び梨加の元へ戻った。


「先生、何だって?」


「放課後、委員会があるんだって。そのお知らせ」


「うえ〜大変だね〜」


「本当めんどくさい。友達いるといいけどな〜。あ、だから先に帰ってていいからね」


「了解」


キーンコーン…


タイミング良くなり出したチャイム。


あたしは自分の席に着いて、授業の用意を始めた。