昼休みになるとすぐに、梨加があたしの机までやって来た。


「私、購買行ってくる!何かいる?」


「自分で行くから大丈夫。あたしも後で行くね」


「オッケー!待ってる!」

そう言うと、少し急ぎ目に教室を出て行った。


それから数分後、教科書を片付け終わったあたしも梨加の後を追った。