「失礼します」


そう言って律儀に頭を下げ私のほっぺに触れる。

一之瀬君の手あったかい…。


そして一之瀬君は戸惑いながら私のほっぺをつねった。


「…いひゃい」


そう言うと一之瀬君は「すいません」と言ってすぐに離した。


そして私はというと自分の席に着席し考える人のポーズをとっていた。



何分経ったかわからないけどその間ずっと一之瀬君は不思議そうに私を見ていた。

そんなにずっと見られたら集中出来ないけど



無事結論が出ました。
どうやら今まで夢と思っていた世界は現実だった様です。