「桜羽さん1人で帰るんですか?」


「ぬおおおおおお!?」




声をかけられ我に帰ってきた瞬間一之瀬君の顔がドアップだった。


「〜〜〜っ…!」


驚いた瞬間後ろの自分の席に頭をうった。
すごく痛い。


「すいません。驚かせるつもりじゃ…」



一之瀬君はすごく焦っているのか若干涙目の様な気がする。


「ボーっとしてた私が悪いから。大丈夫だよ」



一之瀬君は優しいな。


まあ、血は出てないし私は生きてるから問題ない。

痛かったけど…。