「バカっバカっバカっ!あなたはバカだよっ!約束したじゃない!一緒に幸せになろうって!私はあなたの隣にいるだけで幸せだったよ?あなたは違ったの?」



「ごめ...ん」


キミは泣きわめく私を抱き締めた。




「あなたが隣にいなくて幸せになれるわけないよ....。
絶対...最期まで私あなたと一緒にいるんだから!」




私がそう言うと彼は私を抱き締める腕に力をこめた。



「あり....がとう.......俺の....俺のそばにいて?」




「もちろん。もう絶対離れないからね?」



「....あぁ。」





私の瞼に雫が降ってきた。



キミの涙を初めてみたよ。