「嘘つき....」 私が言った一言で一瞬キミが傷付いた顔をした。 意味わかんないよ...。 キミは今まで一度も私に嘘をついたことなかったね。 だから、キミの言葉を受け止めるよ。 私は黙って荷物の片付けを始めた。 意外と荷物はなかった。 鞄を片手に私は玄関へ向かった。 キミは静かについてきた。 そして、キミは言ったね。 「幸せにな。」