温かいお茶をくれた。
先生はコーヒーを飲んでいる。
昨日、あの唇とキスを・・・
「どうして今日は遅刻したんだ?」
「あなたには関係ありません。」
「まだキスしたこと怒ってるのか?」
「そのことは言わないで!」
「………」
「あなたのことを先生って認めないから!」
何も考えたくないけど、
やっぱり消すことができない。
昨日のキスを思い出してしまう。
最低で最悪な変態教師だ。
あいつが担任の先生なら
学校なんか、やめてやるんだから!
「ただいま!」
「お、おかえり。どうした?」
「何で言ってくれなかったの?」
「ごめん。怒ってるのか?」
「怒ってない!」
「真人は?どんな先生だった?」
「怒ってるの!話しかけないで!」
「どっちなんだよ。」
「学校やめる!もう行かない!」