「さーて、芙美ちゃん!!たっぷり聞きましょうか!?」


麻未ちゃんにそういわれながら、無理やり、所内にある休憩室に連れ込まれた。

そこには、自販機とか、ちょっとしたソファーしかないんだけど。

まみちゃんと話をするときには大体ここ。

そんなに広くもないんだけどねー。


「さーて、聞こうか??」


私をソファーに座らせ、その真正面に座る麻未ちゃん。

…なんだか、いつもよりも楽しそう。

ものすごいニコニコしてる。

ホントに輝いてる。


「ほらー、芙美ちゃん!!袴田君とはどうなったのさー」

「…麻未ちゃんって、そういうのに興味あったっけ?」

「…なにさー、気になっちゃうものはしょうがない!!」


ものすごい勢いで、私に詰め寄ってくる麻未ちゃん。

真正面に座っていたのに、私の横に移動してきて、私のうでをつかむ。

その力がものすごく強くて…