「ふわああああ」
朝7時。
私、笹原舞香はただいま登校中。
花のJKになって、まだ一週間しかたっていない。
まだ慣れていない高校生活。
もう中学時代が懐かしくなってきた。
「颯太に会いたいかも知れない!」
突然そんなことを呟いた。
長谷部颯太は、私の親友であり、ライバルであり、私が初めて告白して、フられたひと。
お兄ちゃんも、お姉ちゃんも、年上の従兄弟も、年上の友達もいなかった私にとって、唯一の頼れる存在。
くっそう…思い出したらめちゃくちゃ会いたくなってきた。
…私、彼氏いるのに。
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