すると、隣から“えっ”という声がした
てかコイツは補習があること知らなかったのかよ
「どうしよう!!紫乃ぉ…俺大丈夫かなぁ?」
「んなこと知らねぇよ。お前が頑張ればいいだけだろ」
「ぶー…そんなこと言って、紫乃だっていつもダメじゃん」
「うるせぇよ洸弥。ほらもうテスト配られるぞ」
先生が早くしろと俺らを睨んでるし
「いいか、お前らー俺に責任を押し付けるようなことはするなよ。………んじゃ始め!」
なんて適当なんだこの人は…
そんな先生の始めの合図で一斉に問題を見つめる
…………なんかすげぇ一体感
俺もそろそろ始めないとな…