「あーハイハイ。零ぃ………もういい?サクをよーく見てみな」 呆れた顔の友哉にムッとしつつも再びサクに視線を向ける 「…………何で……真っ赤?」 「なななっ零さん!?今のは零さんのせいッスよ!」 こてんと首を傾けた姿に更に顔を赤くさせたサクと彼の頭を撫でる零を見ながら友哉は小さな声で呟いた 「ふふっもうすぐ会えるね… …………紫乃」 この言葉は誰の耳にも届くことはなかった