着いた先は屋上
今日は少し曇ってるから涼しくていいな
フェンスに寄りかかり目を閉じる
なんか疲れたな…
だんだんと意識が遠くなっていく
5限なんだっけ……まぁいいや今は寝ることが優先
そして俺はいつの間にか寝てしまっていた
“紫乃”
「んっ………」
「あ?おきたの?」
誰かが俺の頭を撫でている。江口さんじゃないみたい…
「誰?」
俺がそう聞くと目の前のコイツは少し寂しそうなとした顔になった
「やっぱり覚えてないか…まぁずっと会ってなかったし」
そう言われ、ちょっと考えてみる
「もしかして、ヨウ?」