総務部に配属になったわたし、更科くん、
それから、更科くんのお友達(?)っぽい美少女
篠原唯華(しのはらゆいか)ちゃん。
ぱっちりお目目としろすぎる肌。
さらさらのつやつやの髪。
美しすぎる彼女が、ずっと更科くんに向けていた目を、はじめて私に向ける。
「三枝さんは、はじめてだよね? 委員の仕事」
「……あ、うんっ、そうなの」
にこりと微笑まれると、もはやときめく。
「わたしと楓はね、一年生のときからずーっと、委員で一緒に仕事してたんだ。
ね、楓?」
更科くんはなんだか面白そうに私を見る。
「うん、そうだね。
俺らずーっと、ふたりで仲良くやってきたよね」
仲良く……
ふたりで……
まあ、そりゃあ、ワタシから見たってもちろん、絶世の美女と、美男子。
……ものすごく、お似合いだと思います。
しかもほら……
更科くんの言葉を聞いた篠原さん……
「うふふふふふふっ。
三枝さん、わからないことがあったら何でも聞いていいのよ~うふふふふふふっ。」
激しく舞い上がってる……!!
感情駄々漏れで舞い上がってる……!!!