「ほら、やっぱり。気に入ったんでしょ?」

夢中になっていたあたしに対し、アカネは得意げに微笑みながら言った。



アカネは本当に鋭い。
中学で知り合って2年間の付き合いだけど、あたしたちはいい親友だと思う。
こうして一緒にいるのがすごく楽しいんだ!



「うん、そうかな」


あたしはそう言うと、雑誌をレジへと持っていった。
そしてアカネも違う雑誌を持って来た。







こうして雑誌を買い終えると、あたしたちは家に帰った。