「で、まあここは一応俺の部屋ね」
そしてテーブルに肘をついてじっと私を見つめてきた。
「あ、そうなんだ。えっと、ごめんね、着替えとか、布団とか……」
って!
着替え!!
私、どうやって着替えたの!?
まさか……。
私はバッと顔を上げて光くんをみた。
「……ぶっ。大丈夫、着替えも絹さんがやってくれたから」
光くんはまた吹き出して口元を手で抑えた。
よ、よかった……。
絹さん、って名前的に女性だよね。
「あ、でもごめん。絹さんが着替えさせてるときに、わざとじゃないけど部屋に入っちゃったから、少し見えた」
光くんは、頬杖をついて、しらっと言った。
!!!!