考えてもわからないそれをどうすればいいのかわからず、

その場で私達は解散した。


家についてすぐに天は

「芹沢さんいい人だね~。」

その一言であたしの胸のモヤモヤが大きくなってく、

さっきの二人の話しをしている風景が頭をよぎった。

「そんなことないよ!

いつもあたしに嫌味言うし、
あたしばっかり仕事増やすしどんだけ、

あたしが嫌いなのかってくらいいじわるだし。」

そう言いきると、天は目を見開いていた。

「小暮ちゃん…」

天の寂しそうなその表現であたしが叫んでいたことに気づく。

「……」

黙ったままのあたしに