しばらくして…



「何してるんだ!」



って


誰かの声がしてきて



うっすらと目を開くと


あたしを見下ろしたコウちゃんが



「このクソ女!!」




って捨て台詞を吐いて


走り去っていく姿を見た。



マーくんは


警察官みたいな人たちと話してて


あたしを庇ってくれたのか


すぐにその人たちを帰した。


やっと

部屋には


あたしとマーくんの


二人きりになった。