真夜中の公園に鈴の音が響く。


その公園にいる一人の少女


「戻る気はないの?」


少女は悲しげに問う。


目の前にいる……<妖>に
 

『アタリマエダ。 ジャマスルナ!』


そう言って妖は少女に攻撃をした。


━━━しょうがない…か。


少女は着ていた巫女服の袖から緋扇を取り出した


そして妖に向けた


もう一度見たときそこには少女しかいなかった