私の大好きな人がいた。
「なヒクッ…なんでヒクッ…いるの」

「ごめんな。怖かったよな」

「私ねヒクッ…怖くてヒクッ…何度も
何度もヒクッ…勇結のウッ…名前呼んだの」

勇結は、泣きながら言う私に
優しく抱き締めながら
聞いてくれた

「でもねヒクッ…呼んでもねウゥ…
来てくれなかったのヒクッ…
だからねヒクッウゥ…私死のうと思ってヒクッ…
そこにあるヒクッ…ナイフでヒクッ手首切ったのに死ねなかったのヒクッ…」