俺達は息をのんだ。
「開けるぞ」
「うん…っ」

──パラッ
俺と亜依は心の中で文章を読み始めた。

"将来のユメ。 桜木貴代子

私の将来の夢は、陸上選手になることです。走ることが好きな私は雨の日以外の毎日は走りました。それくらい走ることが大好きです。 走ることが好きともう一つの理由が、日本のみなさんを驚かせたいです。オリンピックに出る。これが最大の私の夢です。私以外にもまだ沢山、足の速い人がいると思います。私は負けたくありません。"諦める"とゆう言葉は私は嫌いです。諦めないからこそ夢なのです。多分、私より速い人がいたら私は勝負をしたいです。足の速さなら誰にも負けません。きっと、走ることを嫌いな人がいると思います。それを乗り切ったら私は何も怖くないと思うのです。苦手をなくせば。だから私は大好きな陸上をオリンピックとゆう大きな舞台で出来たらいいと思います。夢をかなえたら、とても素敵だと思うからです。
 3年A組代表
    桜木 貴代子"

と強い字で書かれてあった。