騒がしく遊んでいるみんなに話しかけた。




「あ、おっかえり………!」



 優喜はビーチボールを持ったまま固まってしまった。



「え、ちょ」


 そんな反応されたら、不安になるじゃんか。




「え、美喜ちゃんそれ……」


 森永君までこの反応……。




「ご、ごめんなさい。太ってて」


 思い切り頭を下げた。



 すると。



「ぶっ!ヤバい、大きすぎる」


 松野君が口をおさえた。




 あぁ、やっぱり。


 お腹ヤバいなぁ……。



「み、美喜!酷いよ、そんなんじゃあたしの貧乳がバレる!」



 ………え?


 どういうこと?



 そう思っている内に、マミコちゃんに木陰に引っ張って行かれた。