「大丈夫だよ。だからさ、一緒に遊ぼう?ほら、着替えてきたら?」


「で、でも」


「見た感じ、そんなに太ってないと思う。まあ、小西は……あれだが」


「おい、なんつった!?」



 遠山君まで……


 でも、マミコちゃんは太ってないよ……?



「じゃ、じゃあ……着替えてきます」


「ほーい、行ってら~」




 なんだかとても安心したあたしは、水着を持って走って行った。








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「はぁ……憂鬱だな」



 そう口にしながら、白のシンプルな、でも可愛いビキニに着替えた。





「あ、胸がヤバいかも……」



 そう言いながら、あたしはビーチの近くにある更衣室から出た。




「お、お待たせしました……」