だって、こんな恥ずかしい誤解受けていたくないもん。



「あたし、せ、生理じゃないよ……」


「え、そうなの?」


「うん……ただ、体型に自信がなくて」



 そう、最近太ってきたから、水着なんて着れないんだよ。



「……え、それだけ?」


 優喜は驚いたように聞いてきた。

 他のみんなも驚いている。



「それだけって……あたしにとっては、とーっても大切なことなんだよ!?」



 すごい失礼じゃんか!




「ははっ、美喜ちゃんがそんなにキレるとは」


「でも、安心した。……大丈夫、細いって!」


「マミコちゃん、本当にヤバいんだって」



 特にお腹が……。


 そう思いながら、自分のお腹を見つめた。



「でも、美喜もそんな悩みあるんだね。なんか、同じだなって思えたよ。」


 マミコちゃんは、笑いながらあたしの肩に手を掛けた。


「うん、そりゃあ……」


 恥ずかしくて俯いていると、優喜が笑って言った。