「よし!美喜、行くぞ」


「あ、うんっ!」



 笑顔のみんなの所へ、あたしと優喜は走って行った。











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「わぁー、きっれーい!」


「すげぇな、これ」


「早く入ろーぜ!」



 みんな、一斉に目を輝かせて、叫んだ。




 あれから、電車で4駅先の駅に来て、コンビニでお菓子を買った。

 そして、水着などを売ったり貸したりしているお店に行って、水着を借りた。


 その借りた水着を着てから、海に来たのだ。




「わぁ、きれい……」


「なぁ!」


「あ、優喜」



 いつの間にか、あたしの隣に優喜が来ていた。