「あ、帰っちゃった……」
「もうっ、あんなに元気ならもうちょっとさせれば良かったぁ!」
ほうきを用具入れに入れて、それを蹴って閉めながら言ったマミコちゃん。
「ま、まぁまぁ」
「……壊れてないかな、これ」
「大丈夫……だと思うよ」
マミコちゃんは、用具入れをじっと見つめた後、心配そうに言った。
ちょっと怖いな……なんてね。
「じゃあ、うちらもかえろっか」
「うん!」
あたし達も校舎を後にした。
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「はぁー、疲れたー」
ため息をつきながらベッドに飛び込んだ。
とか言いながら、全然楽しいんだよね。
疲れたけど、良い疲れだと思う。