いつも、ただ孤独しかない毎日で。



 願っても、願っても。


 この手のひらに幸せが落ちてくることは、なかった。





 色鮮やかに飾られた、中学生の〝青春〟


 あたしには、真っ黒に塗られた日々だった。




 だから、もう二度と味わえないと思ってた。




 けれどあたしは、何故か〝青春〟というものを味わうこととなった。





 それは…………



















 あり得ないくらい、輝いていた。