ハ「俺ら、下っ端が2日前に

見回りに夜の街に出掛けてたんですが


その時、


路地裏の方から



バキッ――


ガンッ――


と喧嘩らしき音がしたんですよ、気になって路地裏に行ってみると


『早く、君は逃げて!!』

と類さんが人質を庇ってたんです、
もう、すでに素晴らしい所なんですが、


次に、類さんが放った言葉が
俺らの心に深く響いたんです。



『ねぇ、僕と仲良くして?
僕だったら、君たちを泣かせないから。守るから』

『てめえに何がわかんだよ。』


『君たち顔が泣いてる。僕もなんだか泣けてきちゃ……うよ

うぁぁぁああん』

ってヤンキー軍団の前で堂々と話
しかも泣き叫ぶ類さんは
やっぱり……」


下「「俺らの憧れです!」」


類、成長したんだね。


シ「類が泣いた後どうしたの?」


ハ「なんか、ヤンキー軍団も
もらい泣きして
一緒に泣いてました。そのまま、コンビニでアイス買って帰ってましたよ?」



惟「成長したんだね。類」

凜快「類が優しすぎだから、みんなに好かれるんだね」

シ「そうだな」