デート当日

3時

「お待たせ。」

美保は校門前にいる裕也にかけよった。

裕也は「ぴったりだなぁ。」

と美保の頭をなでた。

「ちょっと友達でしょ?やりすぎ。」

と言った。

「悪い。つい。行くか!デート。」

と裕也は美保に手を差し出した。

「友達デートでしょ!」

と美保は差し出しされた手を払いのけた。

裕也は「そうだったな。」

と手を戻した。