美保の部屋

宿題をしていると電話がかかってきた。

「もしもし？」

美保は恐る恐る出た。

すると「おい！なんでメールの返信よこさ

ないんだ」と怒鳴る裕也の声がした。

美保は「ご飯食べてたんです。」

と言った。

すると裕也は「それなら仕方ないか。悪

い。」と言った。

美保は【意外に素直なのね。】と思いなが

ら、「まぁ気にしないで下さい。」

と言った。

裕也は「なぁ。敬語やめないか？」

と言った。

「それは無理です。」

と即答した。

「二人だけの時だけでもいい。頼む。」

と裕也は必死に言った。

「分かりました。ちなみに理由は何です

か？」と聞いた。

裕也は「だってかの 友達だからだよ。」

と言った。

「今彼女っていいかけませんでした？」

と美保は怪しそうに言った。

「言ってねぇよ。」

と焦った声で言った。

「怪しいです。」

と言った。

裕也は「友達を疑うのか？」

と悲しそうな声で言った。

「分かりました。信じます。」

と言った。

裕也は「おぅ。敬語やめてくれ。」

と元気に言った。