裕也は「礼なんていらない。友達だか

らな。右手の指輪なくすなよ。」

と照れくさそうに言った。

美保は「え!いつの間に!」

と指輪を外そうとしたが外れず

「愛菜、引っ張ってこの指輪。」

と言った。