そうなのです。
私は“裏”があるんです!!
それは那摘と秀だけしか知らない“裏”







◆◇◆一年前◇◆◇

「はぁぁあ。あの教師ムカつく。」

あたしはいつものように河原の木の下で愚痴を言っていた。

「へぇ。あの河合さんってこんな人だったんだ。」

「!!!」

木にもたれていたのは隣のクラスの木下君がいた。
            「皆、河合さんのこと可愛くて優しい子って言ってたのにこんな子って知ったらどぉなるかなぁ??」

木下君が笑った。

「あの……」

「じゃパシりってどぉ??」

「へ???」

「口止め料。」

木下君はとても意地悪って言うのは噂で聞いたことはあったけれどこんな人だったなんて!!!

「………」

「じゃ明日から三組に来いよ。来ないと皆に言うからな。」

そういって木下君は去っていった。

第一印象 最悪。


「ぇぇえ!!!バレたぁ!!!」