「そんなことしても可愛いだけよ。」

「可愛くないもん///希音の方が可愛いじゃない。」


希音はよくこんなふうに私を可愛いなんて言う。


希音の方が可愛いのになんでだろう。


「まあ愛瑠にはわかんないよね。無自覚ちゃん♪」


むーーー!


「無自覚じゃないよー」


希音ははいはいと言って歩き出した。