突然、大きな何かに包まれた体。
自分のとは違う柔軟剤のいい香り。

これが如月の物だとわかるまでに、
そう時間はかからなかった。



「な…っ。
き、さら…ぎっ!///」


「…なに。」


「離して…!」


「やだ。」