ピピピ……                          
今の時刻は8時ちょうど。

走れば間に合う距離である。


朝の目覚ましが、気持ちよく寝ている
私の耳に鳴り響いた。


………
[バタン!!]



勢いよくベッドから落ちた。

 

「っ…あいたたた……」
腰をさすってる私の名前は
風間悠那(かざまゆうな)



「朝から、ついてないなぁ…」
まだ痛みの残る腰を、さすりながら
学校の準備を始めた。