ファンタジー
黒羽有希/著

- 作品番号
- 1038242
- 最終更新
- 2015/12/30
- 総文字数
- 27,432
- ページ数
- 117ページ
- ステータス
- 未完結
- PV数
- 15,860
- いいね数
- 0
野いちご用に好きに書いてます。
稀代の陰陽師、安倍晴明の子孫、安倍キヨリ。マスコミにもてはやされた彼は、中学卒業と同時にマスコミ界から姿を消した。
一方、関西のとある県立高校に進学した芦屋ユズナは、クラスメイトになった陰気でもっさい頭の今どきいるか? っていうビン底メガネの少年との奇妙な関係を持つことに……。
「見たな、ドブス」
「はい…………?」
ドブスって誰のこと言ってんだ、コノヤロー!
「おい、ストーカー女! いい加減つきまとうの止めろ」
「止めない! あたしの告白受けるまでは!」
「…………しつこい」
「そりゃあそうよ、こっちは命がけなんだから」
「だからって男子トイレの中まで入ってくんな! ドアを叩くな! 壊れるだろうが!」
「だったら小用便器でしなさいよ。終わるまでおとなしく待つからさ」
「…………ヘンタイ」
「ん? なにか言った?」
「なんでもない、ドブス。…………おい、使用後の便器を覗き込むな! そもそも女が男子トイレに入ってくんな!」
口の悪いこの彼は、不幸なことにあたしの運命の王子さまでした。
安倍葵衣(あおい)×芦屋ユズナ
恋にはほど遠い、ふたりの仲はどうなるんでしょうか。
「「どうにもなるか!」」
いえいえ、それは作者次第( ´∀`)
舞台は関西ですが、関西弁を標準語で書いています。
亀更新。
稀代の陰陽師、安倍晴明の子孫、安倍キヨリ。マスコミにもてはやされた彼は、中学卒業と同時にマスコミ界から姿を消した。
一方、関西のとある県立高校に進学した芦屋ユズナは、クラスメイトになった陰気でもっさい頭の今どきいるか? っていうビン底メガネの少年との奇妙な関係を持つことに……。
「見たな、ドブス」
「はい…………?」
ドブスって誰のこと言ってんだ、コノヤロー!
「おい、ストーカー女! いい加減つきまとうの止めろ」
「止めない! あたしの告白受けるまでは!」
「…………しつこい」
「そりゃあそうよ、こっちは命がけなんだから」
「だからって男子トイレの中まで入ってくんな! ドアを叩くな! 壊れるだろうが!」
「だったら小用便器でしなさいよ。終わるまでおとなしく待つからさ」
「…………ヘンタイ」
「ん? なにか言った?」
「なんでもない、ドブス。…………おい、使用後の便器を覗き込むな! そもそも女が男子トイレに入ってくんな!」
口の悪いこの彼は、不幸なことにあたしの運命の王子さまでした。
安倍葵衣(あおい)×芦屋ユズナ
恋にはほど遠い、ふたりの仲はどうなるんでしょうか。
「「どうにもなるか!」」
いえいえ、それは作者次第( ´∀`)
舞台は関西ですが、関西弁を標準語で書いています。
亀更新。
この作品の感想ノート
はじめまして。
宣伝コーナーで見かけて「陰陽師」という文に惹かれて見にやってまいりました。
陰陽師とか妖は、やっぱりいいですね
(`・∀・´)
私もそういう和風ファンタジーを中心に書いてるので、こちらの作品もストライクゾーンでした。
ヒロインが天才とかいうのは良くある話で好きではないパターンなのですが、
こちらの場合それが自分の実力ではなく
非現実的な力によるもの、というので、完璧でないヒロインの可愛げや、謎の生徒安部にも深い興味が湧きます(´ω`)
もしやユズナは、かの安部晴明のライバルであり播磨屈指の法師陰陽師・蘆屋道満の子孫だったりして。
そんなことを考えながら読み進めてます。
本棚インしたので、更新を心待ちにしております。
萌葱 文女さん
2014/05/08 22:27