私はその後の授業をテキトーに過ごした。

そして、私はお兄ちゃんのいる病院に行こう、と思った。

でも有海くんに引きとめられた。

『メアドとケー番教えろ。』

は?意味わかんない。

麻美さんと付き合ってるなら私に構わないでよ。

でも怒るともっと面倒くさそうだったから、私は素直に教えた。

そしたら…、

『一緒に帰らないか?』

とか言ってきた。

でも私は…、

『用事があるから。』

と冷たく言い放って、足早にその場を離れた。

そのあと、私はすぐにケータイの電源を切った。

そして病院に向かった。