あの日から私の生活はガラリと変わった。
あの日から私の生活は地獄と化した。
あの日からずっといじめが途絶えたことなんかない。
あの日から私の身体に痣が無い日はない。
あの日から誰も私に関わろうとする人はいない。
でも唯一私に構ってくれる人…、
それは愛梨だった。
愛梨はいじめられても私についてきた。
私はいつも愛梨を庇う。
愛梨を傷つけたくない。
私は意識がなくなるまで愛梨を庇う。
意識が無くなったあとは愛梨もいじめられたのだろう。
痣が出来ていたから。
私は悔しかった。
彼は本当に最低なやつだと思った。
ついに愛梨は倒れた。
私は愛梨の親にもう愛梨に構わないでくれと言われた。
だから、私に構う人はいなくなった。