『俺、もうダメかもしんねぇ。』

『えっ…?今何処?今すぐ行くから。』

やっぱり、俺にはこいつが一番あってる。

『○○公園。』

俺は現在地から1番近い公園の名前を口にした。

『分かったわ!待っててね!』

今は朝早い。

なのに電話に出てくれて、しかも来てくれるなんて。

こんな俺のために。

ーーブー、ブー。

ん?メール?

もしかして…、有栖から?

俺はすぐさまメールを開いた。

でも、そのメールは有栖からじゃ無かった。

知らねぇメアドで、

『今から帰るね。』

って書いてあった。

間違いか?

俺は静かに電源を落とした。

そして見えてきた公園に入りベンチに座って、静かにため息をついた。