「ったく、いいよなぁ。陸と芹沢は推薦で決まってんだから」
「はは、でも陸と穂乃華ちゃんのおかげであたし達も模試の結果が良くなったでしょ」
「まぁ、それは有り難いけど」
「幸くん、絶対受かろうね!」
「…当たり前だろ」
何のために頑張ったのか
わかんねぇじゃん、
そう言って幸くんが
鼻で笑った。
陸と、
穂乃華ちゃんと、
幸くんと、
また一緒に居れるように
今日は集中するんだ…
「うぇー、この空気久しぶり」
「…高校の受験以来だね」
試験会場に入ると
皆ピリピリしていて、
参考書と睨めっこする人も居れば
何かカリカリと書いてる人が居た。
「はは、でも陸と穂乃華ちゃんのおかげであたし達も模試の結果が良くなったでしょ」
「まぁ、それは有り難いけど」
「幸くん、絶対受かろうね!」
「…当たり前だろ」
何のために頑張ったのか
わかんねぇじゃん、
そう言って幸くんが
鼻で笑った。
陸と、
穂乃華ちゃんと、
幸くんと、
また一緒に居れるように
今日は集中するんだ…
「うぇー、この空気久しぶり」
「…高校の受験以来だね」
試験会場に入ると
皆ピリピリしていて、
参考書と睨めっこする人も居れば
何かカリカリと書いてる人が居た。