「はい!じゃぁ、お誕生日おめでとうございます」

「ふっ、何でそんな丁寧なの?雫も、おめでと」



雫の合図で、

ジュースの入ったコップで
乾杯をした。



「陸、ごめんね…?」

「…?何が?」

「誕生日プレゼント…、あたし何もあげてない…」

「はは、いいよ。俺は雫を頂いたので、それで充分です」

「!///」



カッと真っ赤になる雫を見て
陸が吹き出しそうになる。


んー、そんな反応見せられると

これから1週間
俺の理性は大丈夫だろうか…



「雫って、すぐ赤くなるよな」

「り、陸が恥ずかしいこと言うからだよ//」

「ん、可愛い」

「!?ほ、ほらまたそんなこと言って…//」