「奈央。

わたしのベッドで休んでて。」

「ぅん。ありがとぅ。」

やっと着いた鈴奈の家。

玄関で靴を脱がなきゃいけないけど、ヤバい。

もうダメかも。


―バタン―


「ちょっ!奈央。」


この声が聞こえた直後、私は意識を手放した。