さっきからなんだか静かだ。 ざわざわする。 さっきの保健医の話からすると、葉山はその竜って男と、こいつらのすぐあとにくるみたいな感じだったんだけどな。 何かあったのか? やばい。 胸騒ぎがする。 俺の胸騒ぎはなかなかハズレない。 「ちょっと様子見てくる。 あとはよろしく。」 「あっ。ちょっとおい。 賢也!」 俺はもう一人に裏方を任せて、隠れながら入り口に戻って行った。