くそっ。

「葉山。

おい。葉山。
起きろって。」

俺は、葉山の体を揺らした。

「う....ん。

あれ?」


寝ぼけてる。

「ねぇ、ゆうまって誰?」

俺は目をこすっている葉山に聞いた。

「...えっ。五十嵐くん?
だれ?ゆうまって。
そんな人知らないけど。」

俺がいたことにびっくりしたあと、ゆうまを知らないとはぶらかす葉山。


「ごまかす「あっ!今何時?いけない。久高と待ち合わせ遅れてる!」


あっ?
こいつ今なんっつった?

久高?
切ったんじゃないのかよ。